2019年、トレーディングカードゲームは再ブームになっています。
カードゲームは10年以上前に爆発的に広まり、全国の小中学生でやっていない人を見つけるほうが難しいくらいでしたが、PS3やニンテンドーDSなどの携帯ゲーム機の台頭もあり、だんだんと人気は衰退。カードゲームは終わったかのように見えました。
しかし、第一次カードゲームブームのど真ん中にいた小中学生が大学生や社会人になり、小さいときには高くて買えなかった高額カードを買えるようになってブームが再燃。
現在トレーディングカードゲームの国内市場は1,000億円を突破しています。
またポケモンカードはCMに女優の広瀬すずさんを起用して、いままでカードゲームに馴染みがなかった方をも取り込む勢い。
遊戯王、デュエルマスターズ、ポケモンカードにはプロプレイヤーが続々現れ、プロリーグも開催されるほどの人気です。
- 「小学生のときカードゲームをやっていたからまた始めてみたい……でもどこでカードを買えばいいんだろう？」
- 「押し入れから昔のカードが見つかったんだけど、これって価値あるのかな？」
- 「いきなりガチ勢じゃなくて、なるべく安くデッキを組みたい」
と思っているあなたへおすすめのアプリを紹介します！
僕がおすすめするアプリは「magi」。
magiはトレーディングカードゲーム専門のフリマアプリで、だれでも簡単に安くカードの売り買いを行える画期的なアプリです。
magiを使えば、カードショップよりもカードを安く購入でき、押し入れの中に眠っていた昔のカードたちを現金に換えられちゃいます。
ここからはトレーディングカードゲーム専門フリマアプリのmagiについて詳しく解説します。
記事のざっくりした内容
magi(マギ)とは
magiは株式会社ジラフが運営しているトレーディングカード売買に特化したフリマアプリです。
メルカリやラクマはなんでも出品できるオールジャンルなフリマアプリですが、magiはトレーディングカードの取引に特化しているので、検索やタグ付け、最低取引価格などの様々部分でトレーディングカードの取引に最適化されています。
運営元の株式会社ジラフはmagi以外にもツイッターでよく見かける「Peing-質問箱-」を運営している会社。今最も勢いのある企業の一つです。
ジラフはフリマアプリの第一人者であるメルカリからも資金提供を受けていて、まさにフリマアプリが身近にある会社でした。
Magiがリリースされたのは2019年4月と比較的新しいアプリですが、持ち前の使いやすさでトレカゲーマーを中心に圧倒的な支持を集め、カードゲーマーの中に知らない人はいないほどの規模を誇っています。
magi(マギ)をおすすめする3つの理由
僕がトレーディングカードの売買にmagiをおすすめする理由は大きく3つ。
それは……
- カードをお得に取引できる
- 売っても買ってもポイントがつく
- トレカ専門のアプリだからカードを探しやすい
という3点です。
この3つはトレーディングカードを購入できるカードショップやメルカリやラクマなどのオールジャンルフリマアプリにはない魅力。
①カードをお得に取引できる
カードショップにはないフリマアプリ最大の魅力、それはカードを安く購入できること。
カードショップの場合、カードを売りたい人からカードを買い取り、そのカードを買いたい人に売ります。
つまり売りたい人と買いたい人との間にカードショップを経由しなければならないということ。
当然カードショップはビジネスなので、買い取った値段＜売りつけた値段にならなければ商売が成立しませんよね。
しかしmagiの場合、カードを売りたい人とカードを買いたい人が直接やり取りをして取引をします。
つまり「売りたい値段＝買いたい値段」となったら取引成立。
カードを買いたい人は取引したいカードにカードショップの手間賃がかかっていないので、その分カードを安く購入できます。
強力なカードはおのずと高額になりやすいので、なるべく安く購入できたほうが始めるハードルが下がります。
そのほうがプレイヤーとしては嬉しいですよね。
またカードショップを経由しないのはカードを売りたい人にとってもメリット。
カードショップでは店頭に並んでいる価格と買取価格にはかなりの開きがあります。
一例としてとあるポケモンカードの買取価格と販売価格を比較してみましょう。
左側が買取価格、右側が販売価格です。
これを見ると買取価格と販売価格で2倍弱も違ってきます。
ではmagiだとどうでしょうか。同名のカードをmagiで検索してみます。
magiで検索した結果、2,000円でした。
つまりカードショップで売るときに比べて25％も高くカードを売ることが出来るんです。
25％って結構大きいですよね。
カードを買いたい人は相場よりも安く買えて、カードを売りたい人は相場よりも高く売れる。
どちらにしてもハッピーですよね。
②売っても買ってもポイントがつく
magiでは売った時も買った時も取引額の1％がポイントとして付与されます。
買った時にポイントがつくようなシステムはいろいろなサイトで見受けられますが、売った時にもポイントが付くのは新しいですよね。
カードを売ったり買ったりすればするほどポイントが貯まっていきます。
magiが1番大事にしていることはカードの流動性。カードが活発に取引されるように日々試行錯誤しています。
そのためキャンペーンも頻繁に行っていて、以前は出品者にポイント10%還元という赤字覚悟(実際赤字)のイベントも行っていました。
カードの売上金をmagi内で使えるポイントに換算する機能もあり、この機能を使うとボーナスポイントをゲットできます。
magiを使っていれば知らず知らずのうちにポイントがたんまり溜まっているので、さらにお得な取引です。
③トレカ専門のアプリだからカードを探しやすい
メルカリやラクマなどのオールジャンルフリマアプリやヤフオクなどのオークションサイトでもトレーディングカードを購入することができます。
フリマアプリやオークションサイトもカードショップなどの仲介業者が入らないため、値段面だけ見ればmagiと大差ないかもしれませんが使いやすさやカードの探しやすさという点ではmagiが圧倒的。
なぜならmagiはトレーディングカード専門のフリマアプリだから。
トレカに特化していないところでカードを探そうとすると、カードが整理されていなくて探すのにも一苦労。
目当てのカードをパッと探せないのがかなりのストレスだったので、magiの検索しやすさには度肝を抜かれました。
なんとカードの名前以外にも、種族、属性、発売弾、価格など様々な部分で絞り込みができます。
なのでざっくりとした絞り込みからカードを探せるんですよね。
magiの商品検索はまるでカードショップでカードを探しているかのような使いやすさです。
きちんとカードの種類ごとに整理されていて、探すときのストレスが全くありません。
magi(マギ)のトレーディングカードゲームの種類は？
magiはトレーディングカードを取引するなら最高のアプリです。
もちろんフリマアプリならではの低価格で取引できること、取引時にポイントがつくこと、トレーディングカード特化のアプリだからカードを探しやすいこともありますが、取り扱っているトレーディングカードの種類にも目を見張るものがあります。
2019年10月現在でmagiで取引できるトレーディングカードは約40種類。
国内外のメジャータイトル、マイナータイトル問わず幅広く対応しています。
magiは売上金をポイントに変換する機能があるので、昔やっていたカードを売って、新しく始めるカードを買うという動きがスムーズに行えるんです。
どのカテゴリーも賑わっていて、取引に苦労することはなさそう。
一般的なカードショップでは買取していないカードも取引できるので、手元のカードを無駄なく換金できます。
magi(マギ)の品揃えは？過疎ってない？
magiは40種類ものカードを取り扱っているので、それぞれの品揃えが充実していないんじゃないかと思っていました。
しかしそんな僕の心配は無用。
お目当てのカードを検索して、在庫がなかったことはありませんでした。
ニッチなカードはもしかしたら出品されていないかもしれませんが、大会で活躍するようなメジャーなカードや最新弾のカードはほぼすべて出品されています。
magiの最低取引価格は100円なので、値段が付きづらいノーマルカードやアンコモンカードも出品されているのは特徴の一つ。
メルカリやラクマだと最低取引価格が300円なので、値段を上げるために不必要なカードと抱き合わせで販売されていることも。
magiで取引されているカードの品揃えはカードショップに匹敵するレベルです。
magi(マギ)の手数料は？
どんなアプリにも手数料が存在しています。
メルカリは売り上げた金額の10％、ラクマは3.5％、ヤフオクも8％から10％かかってしまいます。
手数料が高くなればその分売る価格を上げないと元が取れなくなってしまうので、使っているユーザーからすればなるべくなら手数料は安いほうが嬉しいです。
その分カードが購入しやすくなりますからね。
magiはなんと取引手数料が無料。フリマアプリ界ではありえない数字です。
magiの運営会社は「流動性こそがフリマビジネスのキーワード」と考えていて、magiで流通しているカードの流れをなるべくよくするために手数料無料へと踏み切ったのだそう。(引用：｢メルカリがやってないことをやる｣トレカ市場特化フリマを始めた、あるスタートアップの“勝算”)
手数料が無料なので、いままで「メルカリやヤフオクで出品してみたかったけど手数料が高いから敬遠していた方」も始めやすい設定になっています。
| メルカリ | ラクマ | ヤフオク | magi | |
| 手数料 | 10％ | 3.5％ | 8~10％ |
2019/10/1追記
消費税増税の影響で2019年10月1日12時より取引手数料として3％が加算されるようになりました。
3％の手数料が加算されるようになりましたが、それでもメルカリなど他のサービスよりも手数料が安く抑えられているので出品のハードルが低いです。
magi(マギ)に対応しているデバイスは？
magiは様々なデバイスから取引が可能。
現在対応しているデバイスはiOS、android、PCとほぼすべてでカードの取引が可能になっています。
- iOS：10.0以降のiPhone、iPad、iPodtouch
- Android：5.0以降
- PC:Windows、Macどちらにも対応
僕はフリマアプリで出品するとき、パソコンから紹介文を打ち込んで、商品管理はスマホから行っています。
パソコンの方が文字を打つスピードは速いですが、商品にコメントを送ってくださった方に素早く返信を行うにはスマホの方が適任。
magiはスマホ、パソコンとも共通のアカウントでログインできるのでこの点はかなり嬉しいです。
もちろんスマホはフリマアプリとして完成された使いやすさなので、使っていて不満に思うことはありません。
magi(マギ)のデメリットは？
ここまで僕がmagiをおすすめする理由やmagiについてよくある質問についてまとめてみましたが、当然magiにもデメリットが存在します。
ここからはmagiのデメリットについて解説していきます。
カードの状態を確認できない
magiはインターネット上でカードの売買を行うため、実際に出品されているカードの状態を自分で確認することが出来ません。
トレーディングカードの場合、カードについている傷の有無によって買取価格が大きく変わってきます。
カードショップであれば、買取査定の際に第三者が傷の有無を確認してくれるのでトラブルになりませんが、フリマアプリだと第三者が確認してくれるわけではないのでリスクがあることは確か。
中にはカードの状態を偽って販売しようとしているユーザーが一定数いるのも事実です。
magiはそんな悪質なユーザーに対して対処するために、ユーザー間での評価システムを導入しています。
良い対応をしているユーザーは高評価が多くなり、悪質な対応を繰り返しているユーザーは低評価が多くなるため取引の際の判断材料に出来るんです。
またプレイ用としてカードを使う場合にはよっぽど状態がひどくない限りは公式大会で問題なく使用可能なので、とりあえず安くカードを手に入れたいという方なら心配の必要はありません。
必ずすぐに売れるとは限らない
カードショップへ買取を持っていった場合、買取価格表通りの価格でカードを必ず買い取ってくれるため売れ残りの心配はありません。
それに対してmagiでカードを出品した場合、買い手がつくまではカードを売ることが出来ません。
なのでそのためいますぐにカードを売りたいという方にとっては買い手がつくまでの時間がもどかしく感じてしまうかもしれません。
しかしmagiでカードを売れば、カードショップでの買取よりも20％以上も高く販売できることを考えると多少買い手がつくまでのラグがあったとしてもお得。
またmagiを利用しているユーザーはトレーディングカードに興味がある人なので、他のアプリから出品するよりも買い手がつくまでのスピードは速いです。
さらに人気のカードや最新弾のカードであれば買いたい人が大勢いるのでカードショップで売る場合のスピードと大差ありません。
超高額カードは出品されづらい
magiを使っているユーザーの多くは実際にカードゲームをプレイしているプレイヤーが多いです。
トレーディングカードには通常のパックからでるカードとは別に一部の人にしか配られないプロモカードというものが存在しています。
大会の優勝景品やゲームの付録などが代表的な例ですね。
プロモカードは市場に出回っている枚数が限られているため、高額で取引されています。
実際にプレイするうえでプロモカードと通常カードに性能の違いはないので、プロモカードを集めるのは主にコレクターの方々。
magiは安くカードを購入したい方を中心に愛用されているアプリなので、プロモカードの需要があまりありません。
プロモカードなどの高額カードの需要が少ないため、当然出品数も少なくなってしまいます。
なので高額カードを集めたいという方にとってはあまり向いていないですが、逆に言えば通常のプレイ用カードを求めている方にとってはむしろ追い風です。
magi(マギ)の使い方は？
ここからはmagiの具体的な使い方について解説します。
Magiはフリマアプリなので、メルカリやラクマなどのフリマアプリと使い方はさほど変わりません。
magi(マギ)のユーザー登録は？
magiでカードを買いたい場合も売りたい場合もユーザー登録が必要です。
ということでまずはユーザー登録の仕方について解説します。
①まずはmagiをスマホにインストールします。
②インストールしたらアプリを起動します。
③するとトップ画面が表示されるので、左上のメニューバーをタップ。
④メニューの中の設定をタップし、「メールアドレスで登録」を選択。
⑤登録画面に「ニックネーム」、「メールアドレス」、「パスワード」を入力し画面中央の「登録する」をタップ。
⑥登録したメールアドレスに本登録用のURLが載ったメールが届くので、URLをクリック。
⑦ブラウザアプリが開き、メールアドレスが認証されたら登録完了です。
magi(マギ)でカードを買うには？
ではmagiでカードを探して購入してみましょう
①まずはアプリ右上の虫眼鏡アイコンをタップ。
②すると商品検索の画面が開くので所定の欄を入力します。今回は「レシラム&リザードンGX」を探してみることにします。
③キーワード欄に「レシラム&リザードンGX」と入力し、カテゴリーは「ポケモンカードゲーム」、タグは「種別：ポケモン」を指定。画面下の「この条件で検索する」をタップ。
④すると指定した検索結果が表示されます。今回は2枚欲しいので「価格の低い順」で並び替え。さらに販売中のみ表示にもチェック。
⑤気に入った方の出品をタップすると購入ページに飛びます。商品説明を読んで問題なければ画面右下の「購入する」をタップ。
⑥「購入手続き」で「ポイント利用の有無」、「支払方法」、「配送先」を選択。ちなみに支払方法はクレジットカード、ポイント支払い、コンビニ/ATMの3つから選択できます。
⑦すべて入力出来たら購入完了です。
magi(マギ)でカードを売るには？
続いてmagiでカードを売る方法を解説します。
①まずはトップページ右下の「出品」をタップ。
②するとお客様情報登録についてが出てくるので「はい」をタップ。
③お客様情報編集の画面になるので「名前」「住所」「電話番号」を入力し画面下の「保存する」をタップ。
④登録が完了すると出品機能が使えるようになるので、トップに戻ってもう一度出品をタップ。
⑤するとカメラアプリが起動するので、出品したいカードを撮影。
⑥使用したい写真が撮れたら画面右下の「決定」をタップ。すると出品情報の詳細を選択できます。出品編集では「追加の写真」「商品名」「価格」「状態」「送料」「配送方法」「配送日目安」「カテゴリー」「タグ」「商品説明」を入力できます。
⑦全て入力し終えたら画面の一番下にある「出品する」をタップすれば出品完了です。
普段からメルカリやラクマを使っている方ならほとんど変わらない操作感で出品できると思いますが、フリマアプリを始めて使うという方には最初慣れるまで苦労するかもしれません。
▼詳しい出品方法はこちら
magi(マギ)を使って安く簡単にカードゲームを始めましょう！
magiはこれからトレーディングカードを始めようと思っている方、すでにカードゲームをプレイしている方、カードゲームに興味のある方全員におすすめできるアプリです。
いままでトレーディングカードはカードショップで買う以外の方法はありませんでしたが、magiがあれば簡単にかつ安くカードをゲットできます。
使い心地もメルカリとほとんど変わらないので、直感的に使えてお目当てのカードを探しやすいのも魅力。
いまならダウンロードするだけで100ポイントをプレゼントしているので、とりあえずダウンロードしてみて使用感を試してみるのがおすすめです。
バルクオム：★★★★★
ZIGEN：★★★★
ビーグレン：★★★
