コーヒー豆を栽培できる条件や場所は?日本で作れる?解説します

世界で最も飲まれている飲み物の一つのコーヒー。

銘柄や産地によって全く異なった味わいになります。

 

コーヒーを飲んでいるとき、一度はこんな疑問が湧いたことはありませんか?

 

「コーヒー豆ってどこで取れるんだろう」

確かにブラジルやグアテマラといった銘柄はよく聞きますが、果たして自分が知らないだけでもっといろんなところで作られているのではないか。

 

ということで、今回はコーヒー豆を栽培できる条件や場所について解説します。

コーヒー豆を栽培できる条件や場所は?

小麦やじゃがいもであれば世界のほぼどこでも栽培できます。

しかしコーヒー豆に関しては世界のどこでも栽培できるわけではありません。

というのもコーヒー豆を育てるには

  1. 降水量
  2. 日照量
  3. 温度
  4. 土壌

の4つの条件がそろわなければしっかり育たないんです。

降水量

どんな作物を育てるためにも多少なりとも水は必要です。

しかしコーヒーに関しては特に降水量が大事。

 

コーヒーが育つために必要な降水量は年間で1500㎜から2000㎜と言われています。

ちなみに日本は年間1668㎜です。(参考:世界の年間降水量国別ランキング2014)

 

 

「雨の条件は日本でもクリアしてるじゃん!」

じつはコーヒー栽培はただ雨が降ればいいというわけではありません。

雨が降る時期も重要なんです。

 

 

というのも、コーヒーは一番成長する時期にたくさん雨が降って収穫する時期には乾燥している必要があります。

つまり年間降水量が2000㎜の土地だとしても、

  • A:一年間コンスタントに雨が多い
  • B:半年間はほとんど雨だが、もう半年間は全く雨が降らない

という2つの土地があったとしたら、コーヒーはBの土地でしか育ちません。

日照量

コーヒーノキももちろん植物なので日照量も重要な要素の一つです。

植物が丈夫に育つために太陽の光は絶対に必要なんですが、太陽の光を浴びすぎるのは逆効果になってしまいます。

実は太陽光に含まれている紫外線は生き物にとって毒なんです。

 

というのも紫外線は生き物の中に作用します。

赤外線は当たっていると暖かくなりますよね。

なので赤外線は別名「熱線」とも呼ばれます。

 

 

それに対して紫外線は体のなかに入り込んで影響を及ぼします。

紫外線が原因と言われているシミやそばかすは体の中から出てくるものですよね。

なので紫外線は別名「化学線」とも呼ばれます。

 

 

もちろん適度な紫外線は健康に育つためには必要不可欠。

しかし何事もやりすぎは厳禁です。

そのためコーヒーが作られている産地ではコーヒーノキの近くに日差し除けの木を植えて日差しを緩和しています。

温度

植物が育つには温度も重要な要素の一つ。

厳しい環境でも育つ作物はありますが、コーヒーノキはとてもデリケートです。

コーヒーが育つ温度は人間が快適に過ごせる温度と似ています。

 

「暑すぎて死にそう」というところよりは、適度に涼しい場所のほうが良く育つんです。

いわゆる避暑地のような場所を想像してもらうとわかりやすいと思います。

 

 

平均気温は20度前後が望ましいです。

逆に気温が極端に低いことが続いてしまうとコーヒーノキは枯れてしまいます。

本当にデリケートですよね。

 

 

また昼と夜の温度差が大きい場所の方がたくましいコーヒーノキが育ちます。

温度差が大きいことで、果実に栄養をたくさん蓄えられるからです。

土壌

コーヒーノキがきちんと生育するためには育つ土壌も重要。

結論から言うと、コーヒーノキが育ちやすい土壌は「水はけが良くて、栄養分がたっぷり含まれていること」が必要です。

コーヒーも植物なので当然ですね。

 

 

自然界でナチュラルにコーヒーノキが育ちやすくなっている土壌は少ないです。

 

ではコーヒーノキが育ちやすい自然界の土壌はどこなのでしょうか。

実はコーヒーノキは火山灰の土壌が栽培するのに適しているんです。

火山灰は

  • 窒素、リン酸、カリウム(=コーヒー栽培に必要な栄養素)が豊富に含まれている
  • 水はけがいい

というように火山灰はコーヒー栽培をするうえで必要な土壌の要素をすべて満たしています。

 

高級コーヒーとして知られているブルーマウンテンやキリマンジャロはどちらも山の名前です。

どちらの品種も文字通り山のふもとで栽培されています。

コーヒー栽培の4条件をクリアしているのがコーヒーベルト

ここまではコーヒー栽培に必要な条件のまとめでした。

  • 降水量
  • 日照量
  • 温度
  • 土壌

の4つの条件を満たした場所はそうそうありません。

コーヒー栽培は「コーヒーベルト」と呼ばれる場所でほとんど行われています。

コーヒーベルトとは、北緯25度から南緯25度の間の地域のことです。

コーヒーベルトとは

コーヒーノキを栽培している地域が集中している、地球上の緯度の範囲のことである。(出典:Wikipedia)

いわゆる熱帯と呼ばれる地域ですね。

コーヒー生産量で上位を占めている国はほとんどコーヒーベルト内にあります。

 

 

もちろんコーヒーベルト内にある国すべてでコーヒー栽培をできるわけではありません。

しかしコーヒーベルトより外側にある場所ではコーヒー栽培はほぼできないといっていいでしょう。

日本でコーヒーは作れます

実は日本でもコーヒー栽培がおこなわれていることを知っていましたか?

小笠原諸島、沖縄、奄美大島などの一部の地域ではコーヒー栽培が行われています。

 

日本の中でも比較的暖かい地域ですね。

コーヒーベルトからは少しだけ外れているので、手間はかかりますが現在も栽培されています。

 

 

戦争が始まる前は日本でもコーヒー栽培がしっかり行われていました。

しかし戦争が激化するに伴い、コーヒー栽培が行われていた島に住んでいた方々のほとんどが強制的に引き揚げられてしまったんですよね。

そのため日本のコーヒー栽培のノウハウは亡きものになってしまいました。

 

 

アメリカからコーヒー栽培が行われていた島々が返還されたのは1960年代の終わりごろから。

戦前にコーヒー栽培が行われていた農園はどれも荒れ果ててしました。

 

 

しかし今では徐々にですが日本のコーヒー栽培は復興してきています。

特にコーヒー栽培に力を入れているのが小笠原諸島。

 

小笠原諸島にある野瀬農園はマンゴーやパッションフルーツなどを栽培している農園です。

南国ならではのものを栽培しています。

 

 

野瀬農園で作られるコーヒーは別名「小笠原コーヒー」と呼ばれているんです。

野瀬農園で作られているコーヒーはすべて手作業で収穫が行われています。

また小笠原諸島は毎年大型の台風が上陸しているため、コーヒー豆の収穫量が安定しないのもデメリットです。

 

そのため収穫量こそ年間で200㎏と少なめですが、根強い人気を誇っているコーヒーです。

野瀬農園で取れるコーヒーは基本的には小笠原諸島内でしか流通していません。

しかしわずかではありますがネット販売にも対応しています。

まとめ

今回はコーヒー豆が栽培できる条件や日本産のコーヒーについてのまとめでした。

みなさんが毎日飲んでいるであろうコーヒーも実はどこでも育つわけではないんです。

多くの手間をかけて、あなたのもとへと届いているんです。

そう考えるととてもコーヒーに対して愛着がわいてきませんか?

1杯のコーヒーの裏側には様々な人の思いが詰まっているんです。

コーヒーの知識を頭の片隅にでも置いておくと、もっとコーヒーをおいしく飲めるようになるでしょう。


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