サッカーの本田圭佑選手はみなさん知っていますよね?
本田選手はサッカー選手としての活躍もさることながら、多方面で精力的に活動しています。
今回は本田選手がやったことをまとめてみました!
ここ数ヶ月の本田圭佑
・ロシアW杯で3大会連続のゴール&アシスト
・帰国後、1週間毎日10時間プログラミングを勉強
・ウィル・スミスと共同出資でベンチャーファンド設立
・新天地メルボルン・ビクトリーへ移籍
・カンボジア代表監督兼GM就任この行動量、見習いたいですね。
— まごのて@超大学生趣味集団 (@tekken_blog) 2018年8月12日
本田圭佑のプロフィール
まずは簡単に本田選手のプロフィールを。
- 中学校時代にガンバ大阪のジュニアユースに所属していましたが、高校はユースに昇格できなかったため石川県の星稜高校に進学。
- 高校卒業後、名古屋グランパスエイトに入団し開幕スタメンを勝ち取る。
- 22歳でオランダリーグのVVVフェンロに移籍し、攻撃の要として貢献。
- 2010年、移籍金12億円でCSKAモスクワに移籍し日本人初のチャンピオンズリーグベスト8を経験する。
- 2013年、ACミランで10番を背負い、チームに貢献。
- 2017年にメキシコのCFパチューカに移籍。クラブワールドカップでも大活躍。
- 2018年年俸制限がないマーキープレイヤーとしてオーストラリアのメルボルン・ビクトリーに移籍。
- 日本代表でも世代別代表から順当に活躍。
- A代表では98試合に出場し37ゴールを記録する。
- クラブ公式戦に通算362試合に出場、74ゴールを記録した。
と、若い時期から日本の第一線のサッカー選手として活躍しています。
プレーもさることながらピッチの内外問わず様々な活躍を見せています。
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本田圭佑のプレイヤー伝説
本田選手のサッカー人生は決して順風満帆なものではなかったと思います。
でも圧倒的なメンタリティでそれらの逆境を跳ね返していきました。
高校ユースに昇格できなかったが、星稜高校で大活躍しJリーグの複数チームからオファーを貰う
小学校2年生から地元の摂津FCでサッカーを始めました。
中学生になってからはガンバ大阪のジュニアユースに入団しプレーをしました。
しかし、当時は他の選手に比べスピードやスタミナに難があったためユース昇格は見送られました。
当時のガンバ大阪のユース監督であった上野山信行さんによると、パスやドリブルといったテクニックはかなりあったがフィジカル面でかなり劣っていたそうです。
また、本田選手と同期には天才と言われた家永昭博や寺田紳一、松岡康暢、安田理大といった選手が在籍していました。
家永選手、寺田選手、松岡選手、安田選手は全員ユースに昇格した後プロ契約を結んでいます。(出典:https://www.footballchannel.jp/2014/01/15/post21275/)
しかし、ユースに昇格できなかったという悔しさをバネに圧倒的なメンタリティで星稜高校でサッカーに打ち込みました。
高校1年生の時、クラブユースチームと高校チームが入り乱れて戦う高円宮杯全日本ユース大会で準優勝し、3年時には全国高等学校サッカー選手権大会にキャプテンとして出場し石川県勢初のベスト4に輝きました。
2004年には特別指定選手として名古屋グランパスの練習に参加していました。
特別指定選手とは
ユース世代のサッカー選手が所属クラブ・連盟の枠を超えて高いレベルでのプレーができる機会を与えるための制度である。簡単に言えば学校に所属している状態でもプロの試合に出場できる制度。
このころには課題だったフィジカル面を克服し日本のほとんどのチームからオファーを受けていたそうです。
高卒ルーキーで開幕スタメン入りし、22歳で海外移籍
高校を卒業し、プロに選んだのは強化指定選手として練習に参加していた名古屋グランパスエイトでした。
本田選手の希望で契約条項に「オファーがあれば海外クラブへの移籍を認める」と入っていました。
このころから次のステップを明確に考えていたということがわかります。
高卒ルーキーとして開幕スタメンとしてデビューし、プロ二年目からレギュラーに定着しました。
そして当時名古屋グランパスの監督であったフェルホーセンの推薦もあり当時オランダリーグの1部だったVVVフェンロへ移籍します。
フェルホーセン監督が本田を推薦した理由の1つがテクニックと素晴らしい人間性と言っています。(出典:http://number.bunshun.jp/articles/-/830227)
移籍1年目でチームが降格するも、翌年には主軸として2部優勝に貢献しMVPに輝く
そして2008年にVVVフェンロへの移籍が実現します。
レギュラーとして活躍しましたがクラブは5月にオランダ2部リーグへの降格が決定してしまいました。
VVVフェンロに移籍した当初はあまりパスが回ってきませんでした。
チームの主力選手は1部チームに移籍し個人的に1部残留を果たしますが、本田選手は実績を残せなかったので移籍できませんでした。
そこでゴールを決めないと評価されないと知って、プレイスタイルを変えました。
今のゴールに貪欲なプレイスタイルはこのころに確立されました。
背番号を10番に変更した本田選手はチームの攻撃の核として活躍しリーグ戦36試合で16ゴール13アシストを挙げチームの1部復帰に貢献し、MVPを獲得しました。
自分の足りない部分に気づいてすぐに修正し結果を出す、正にプロフェッショナルです。
24歳でロシアに移籍し、日本人として初めてチャンピオンズリーグでベスト8になる
オランダでの活躍が認められ、ロシアリーグの強豪CSKAモスクワに移籍します。
CSKAモスクワでの最初の出場はチャンピオンズリーグの1回戦の1stレグでした。
ロシアリーグの開幕戦で移籍後初ゴールを決め、2ndレグではCL初アシスト、さらに直接FKを決めCLベスト8の中心として活躍しました。
リーグ戦ではあまり経験がなかったボランチ(守備的ミッドフィールダー)として多く出場しましたが、ロシアのスポーツ紙の採点では全選手中10位に入っていました。
翌年からは右サイドハーフで起用されることが増え、得点に絡む場面が増えていきました。
しかし度重なる怪我で何度も戦線を離脱してしまいます。
それでも復帰すれば必ず結果を残し続け、常にチームの中心選手であり続けました。
そしてCSKAモスクワとの契約が満了し、イタリアの名門クラブACミランへの移籍が決定します。
遂にJリーグから着実にステップアップしビッグクラブへの移籍を実現させました。
イタリアの名門ACミランに移籍、エースの象徴「10番」を背負う
ACミランでは10番を背負いました。
ミランの10番はとても伝統がある番号です。
超頭脳と称されたリベラやフリット、サビチェビッチ、ルイ・コスタ、セードルフなど世界を代表するファンタジスタの代名詞的な背番号です。
ACミランは本田選手が加入した時期は過渡期で在籍中に監督が何度も変わり、起用法は何度も変更され途中出場が多かったです。
しかし出場すれば必ず結果を残し、毎年サポーターが選ぶベストゴールに選ばれていました。
ACミランでプレイした期間は必ずしも成功とはいえなかったですが、ピッチ上で存在感を放ち続けました。
その後メキシコのCFパチューカに移籍し、チームの攻撃の中心としてクラブワールドカップでもワールドクラスの活躍を見せました。
2018年からはオーストラリアのメルボルン・ビクトリーFCへの移籍が発表されました。
新天地でのさらなる活躍が期待できます!
ワールドカップでは3大会連続のゴール&アシストを記録
ワールドカップでも日本代表の中心として、南アフリカ、ブラジル、ロシアと3大会連続で出場しゴールとアシストを記録しました。
南アフリカW杯では大会直前に経験したことがない0トップに抜擢されましたが、2ゴール&1アシストを記録しました。
本田選手の対応力とポテンシャルの高さだからできた結果です。
ブラジルW杯でも1ゴール&1アシストを記録しました。
ロシアW杯では開幕直前まで日本代表から遠ざかっていました。
本選でも途中出場でしたが、1ゴール&1アシストを記録し、三大会連続でゴールとアシストを記録しました。
この記録は史上6人目のとてもすごい記録です。
途中出場ながら腐らずに結果を残しチームを鼓舞する姿は、本田選手の圧倒的なメンタリティあってのことです。
本田圭佑は経営者としても活躍
本田選手は現役のサッカー選手でありながら経営者としても活躍しています。
サッカーとビジネスの組織論は似ていて、いかに人を動かすかが重要だと語っています。(出典:https://business.nikkeibp.co.jp/atcl/report/16/030400015/030400002/)
わずか4年間で日本最大級のサッカースクールを育てる
SOLTILO FC(ソルティーロフットボールクラブ)というサッカースクールを運営しています。
サッカースクールは2018年8月13日現在69校で、日本最大級です。
将来的には300校以上に増やす事業計画で正に飛ぶ鳥を落とす勢いです。
サッカーを通じて、夢を持つことの大切さを伝えたい。
「夢は人を大きくする。夢は人を強くする」
本田圭佑は幼い頃から夢を追いかけ、今も尚その夢の実現に向けて、尽力しています。本田圭佑はこれまでのサッカー人生の中で、さまざまな挫折や成功を繰り返してきました。
それらの経験を通じて、夢を持つこと、自分を信じる事の大切さを知っています。
そして、自分だからこそ伝えられることがあると思っています。
自分にしか伝えられないことがあると思っています。そんな背景のもと2012年5月、「本田圭佑」プロデュースによる「SOLTILO FAMILIA SOCCER SCHOOL」は発足、誕生しました。
出典:(http://soltilo.com/soltilo%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/)
本田選手は何度も逆境をはねのけてトッププレイヤーになりました。
本田選手のようなメンタリティを持った才能ある選手を育てるためにサッカースクールを開校しました。
現役選手が本格的なスポーツビジネスに参画するのはヨーロッパでも異例ですが、本田選手の「誰も成しえていないことに挑戦する」という哲学を現していますよね。
オーストリア、カンボジア、ウガンダのサッカーチーム経営にも携わる
2015年に自身のマネジメント会社である「HONDA ESTILO 株式会社」を通じでオーストリア3部リーグのSVホルンの経営に参入しています。
オーストリアに決めた理由の1つに外国人枠が比較的緩かったことがあります。
ヨーロッパでは下部リーグに所属している選手でもトップチームにスカウトされる可能性があるので、若くしてヨーロッパでプレイする選手を増やしたいという意図で参入しました。
現在SVホルンには川中健太選手とハーフナー・ニッキ選手の2名が日本人選手として在籍しています。
またカンボジアのシェリムアップ・アンコールFCの経営やウガンダのブライトスターズを経営し、発展途上国でのサッカーの布教に尽力しています。
本田圭佑は現役選手とは思えないくらいマルチに活躍
他にもサッカー関係だけでなく、幅広い分野に出資しています。
1日10時間以上もプログラミングを勉強するために費やす
ブロックチェーンを研究するコミュニティ「CryptoAge」のトークイベントで、W杯から帰国後1日10時間プログラミングを学び、HTMLやRubyといったプログラミング言語を勉強しています。
いろんな事業に多数出資する中で、エンジニアと共通言語をもってイメージを共有するために勉強しているそうです。
ただ流行りそうなものに直感で投資しているわけではなく、自分の芯が揺れたものに投資しているのはとてもすごいです。(出典:http://news.livedoor.com/article/detail/15053726/)
ウィル・スミスと共同でベンチャー企業を設立
2018年7月17日にアメリカの俳優ウィルスミス氏とともにベンチャーファンド「ドリーマーズ・ファンド」を設立しました。
アンカー投資家として野村HDを迎え、1億ドル(約110億円)を集めて、日本企業だと難しいアメリカの次世代ベンチャー企業への投資を行う予定だそうです。(出典:https://www.soccer-king.jp/news/release/20180718/795565.html)
困難に向かって新しい挑戦をします。
アメリカにのみ投資していきます。https://t.co/9wtykygaWT
— KeisukeHonda(本田圭佑) (@kskgroup2017) 2018年7月18日
カンボジア代表の代表兼GMに就任
2018年8月にカンボジア代表の実質的な代表監督兼GMに就任しました。
現役選手としてプレイを続けたまま監督としてカンボジア代表を指揮します。
このような契約は異例中の異例です。
本田選手は会見で達成したいミッションとして、カンボジアサッカー界全体で同じサッカースタイルを作ることと、サッカー以外のカンボジアの素晴らしい部分を世界に広めることを目標に掲げています。
現役選手を続けながら監督も兼任するバイタリティーには脱帽です。(出典:https://www.soccer-king.jp/news/world/world_other/20180812/810972.html)
ライフスタイルブランド「KSK」を立ち上げる
自身のライフスタイルブランド「KSK」を立ち上げました。
海外をプレイの主戦場にする本田選手が海外で感じたスタイルを多くの方に触れてもらうために立ち上げられました。
本田選手のレプリカスパイクなどのサッカー関係の商品もありますが、多くは財布や名刺入れ、バッグ、ネクタイなどのビジネスマン向けの商品です。
度々ファッションの奇抜さをメディアに取り上げられる本田選手のセンスが光る商品が数多く発売されています。KSK STORE HP
スポーツベッティングにも出資
マイナースポーツの振興にも力を入れていて、イギリスでスポーツベッティング事業を手掛けるジャングルX株式会社にも出資しています。
スポーツ界のスポティファイを目指すジャングルXはマイナースポーツを賭けの対象にし、出た利益をマイナースポーツやアスリートに還元していこうという試みをしています。
本田選手は投資家として以上にアスリートとして応援しているそうです。(出典:https://newspicks.com/news/2847005/body/)
本田圭佑のバイタリティには脱帽です
本田圭佑さんのマルチな活躍っぷりはわかっていただけましたか?
ホリエモンこと堀江貴文氏も本田選手を絶賛しています。
本田圭佑は本物です。彼のスピード感のその先に行かなければならない。こういう人が出てきてくれてわたしは嬉しい
本田圭佑「でかいことを次々やりたい」貪欲人生録 – https://t.co/8IfxOFkwRL— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2015年12月29日
ほんとに彼の存在は奇跡だし、存在してくれていてありがたいレベルです
【堀江貴文×馬場渉】本田圭佑はカール・ルイスだ – https://t.co/MpSCdcUzNp— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2016年8月30日
本田選手のサッカーという枠に収まらない活動からこれからも目が離せません!
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